あたりまえに感謝する

2人の子供(長女9才と次男2才)の成長記や日常のビックリなどを気ままに書いていきます。 またできれば趣味の料理やカメラの情報も発信していきます(^^)/

おいっこの就職活動のお話

就職活動とは人生活動である

 

今回の記事では

Fラン大学卒の私が東証一部上場の有名企業3社から内定を貰った方法

について書いていきます。

この記事は優良企業に入るための単なるノウハウではなく、あなたの学生生活に良い影響を与えられるように想いを込めて書き上げました。

Fラン大にいるが、何の努力もせずにただ楽して優良企業に就職したい。

と思っている人向けの記事ではないのであしからず。

私が学生生活を通して感じた気付きや感動を、必要な人に本気で伝えたいと思っています。

 

【れびのプロフィール & 就活の結果】

出身大学
(偏差値40以下)
課外活動
・語学学習
・営業のバイト
・長期留学
...etc
資格
・TOEIC970点
・GAIQ
就活結果
内定5つ(内3社が東証一部)
就活期間
12月〜4月
選考合否率
98%(49勝1敗)

私は偏差値40以下の大学に在籍していましたが、13社受けて合計で5つの内定を得ることができました。

以下は私が合格した企業の簡単な概要です。

選考倍率は人事の人に聞いたものなので参考程度にどうぞ。

A社東証一部上場IT企業
事業内容: Webメディア/広告代理/投資/ゲーム/アドテク...etc
企業規規: メガベンチャー
年間売上: 4000億以上
選考倍率: 約20倍-ネットの情報
B社東証一部上場IT企業
事業内容:Webメディア/M&A
企業規規:ミドルベンチャー
年間売上: 50億以上
選考倍率:約500倍-5000人応募の10人
C社東証一部上場IT企業
事業内容:Webメディア/ベンチャーキャピタル/アドテク/ゲーム...etc
企業規規:ミドルベンチャー
年間売上: 250億以上
選考倍率:約200倍-2000人応募の10人
D社:Web広告系IT企業
事業内容:Webメディア/広告代理
企業規規:ベンチャー
年間売上: 10億以上
選考倍率:不明
E社:人材紹介系IT企業
事業内容:Webメディア/HR
企業規規:ミドルベンチャー
年間売上: 200億以上
選考倍率:不明

 

ちなみに応募した企業13社ではエントリーシートと面接あわせて50回の選考がありましたが、某有名SNSを運営している企業の最終面接で落ちた以外は一度も落選しませんでした。

売り手市場ということを考慮してもよくやったなというのが率直な感想です(笑)

...とはいっても僕の周りにですら高い志を持って学生の内に起業したり、最速でPh.Dを取って世銀とかに行っちゃう人もいたりと、今の私には手が届かない選択肢を選んで実現させている人はゴマンといます。

私は自分が優秀だとは全然思いません。

しかし、私が学生生活での様々な経験を通して言えるこは

今の時代ならFラン大学出身の低学歴でも努力次第で東大生にも競り勝てる

ということと

Fラン大学生は生半可な努力じゃ人気企業に就職できない

の2つです。

私はどんな低学歴でも努力次第で、ほとんどの企業にいくことが可能だと本気で思っています。

しかし同時にそのために必要な努力は生半可なものではないとも思っています。

それはなぜなのか?またどうやるのか?

などなどを、次の章から経験に基づいて体系的にお話していき、低学歴のFラン大学生が就活無双するための具体的な手順をお伝えしていきます。

ポイントは、「就職活動は人生活動」です。

 

【Fラン就活のポイント1|そもそも学歴フィルターは存在する?】

Fラン大学生 or 低学歴の学生にとってはかなり気になるところですが、依然として学歴フィルターは存在します。(かなり減ってきてはいますが)

[図表4]ターゲット校採用の実施(HR総研)

信憑性が疑わしいですが、上記のデータによれば全体で40%、1000人以上の大企業なら56%が何かしらの形で学歴フィルターを使っています。

あからさまでは無かったとしても、企業は何らかの形で学歴フィルターを用いています。

ではその理由と、それがFラン大学生の就活にどう影響するのかについて説明していきます。

 

学歴フィルターは仕方ない:キャパ×確率×社会学

理由は企業によってまちまちですが、最も多いのが以下の3つ、

・企業のキャパ不足
・確率論
・教育の社会学的立ち位置
です。

まず応募者が多い人気企業では、人事が応募者全てをしっかりと見極める時間余裕がありません。

なので、確率的に「高い人材価値」が多い層に応募者を絞り込み、それ以外を除外して余裕を確保します。

ここで人材価値が高いと判断されるのが高学歴の学生で、「人材価値」が低いと判断され、除外されるのがいわゆるFランや低学歴の学生です。

ではなぜFラン・低学歴は人材価値が低いとみなされるのでしょうか?

その理由も企業によってまちまちですが、一般的な理由は、受験競争を勝ち抜いてハイランクな大学に入学できた学生は、社会的に基礎能力・ポテンシャルが共に高く、努力もできるとみなされるようです。

つまり企業にとっての学歴とは、学生の「能力の証明書」で、そのレベルが低い学生を相手にする余裕は無いから最初から除外してしまおうというのが学歴フィルターの実態です。

私自身はFランの低学歴ですが、正直企業が学歴フィルターを使う理由も理解できます。

個人的にも高学歴の大学にはFラン・低学歴の大学よりも志が高く優秀な人材が多くいると感じるし、

逆にうちの大学には何の目的も持たずに大学に遊びに来てる学生が多いです。

無論、だからといって高学歴全員が優秀で、Fラン大学生が全員ポンコツという訳ではありません。

私の大学には自分が一生かかっても追いつけないだろうなと言う学生が何人かいます。

勉強はできなくても人として賢いなと感じる人もたくさんいます。

しかし応募者の多い人気優良企業からすれば、
Fラン大学にいる実は優秀な人材を見極める時間もないのです。

 

学歴がないFラン & 低学歴大学生の就活はめちゃくちゃ大変

では学歴がないFラン大学生の就活はどれほど大変なのでしょうか?

もし倍率の高い人気企業や大企業への就職を望まないのであれば、就職活動はそれほど大変なものでは無いでしょう。

しかし、もしFラン大学生が倍率の高い優良企業へ行きたいのであれば、就職活動には多くの苦労がつきまといます。

例えば、

・説明会に予約できない
エントリーシートの段階で落とされて面接まで進めない

運良く面接まで進んでも、

・面接官にFラン大学生という色眼鏡で見られて評価を上げにくい
・グループディスカッションで周りから舐めらて発言が通らない
・他に良い人材が居た時に高学歴が優先される

なんてことはありえます。

やはり本質的に大変なのは、Fラン大学生という色眼鏡をかけられることでしょう。

自分がどんなにアピールしてもそれが伝わりにくいということはよくあると思います。

 

【学歴フィルターを乗り越えるのに必要な要素3つ:正しい企業選び・一貫した志望動機・確かな実績】

それではFラン・低学歴大学生だった私が学歴フィルターを乗り越え、人気優良企業5社から内定をもらえた理由は何なのでしょうか?

それは私が以下の3つの要素を持っていたからだと思います。

それは
①正しい企業選び
②一貫した志望動機
③それを裏付けする確かな実績
です

どういうことかそれぞれ説明していきましょう。

 

①正しい企業選び

学歴フィルターを乗り越えるために必要な要素の1つ目が、「正しい企業選び」です。

まず前提として、日本中のどんな企業に行っても学歴フィルターというものは存在しますが、その程度には大きく違いがあります。

例えば俗に言う5大商社と呼ばれる企業群の学歴フィルターはかなり強力で、Fラン大学生ではそもそもエントリーシートすら通らないでしょう。

その他有名外資系企業や日系マンモス企業などの、いわゆる人事活動がよりルーティーン化されている企業では、未だに学歴フィルターが猛威を奮っています。

しかし、一方では学歴フィルターがそこまで強くない産業も存在します。

その最たる例がWeb・IT業界です。

IT企業であれば多くの有名企業でも学歴フィルターがほとんど存在しないところもあります。

そういった企業であれば、最低でもエントリーシートをクリアして面接までこぎつける事ができるので、Fラン大学生でも内定の可能性はあるでしょう。

エントリーシートという書類のやりとりの段階で落とされたのでは話になりません。

まずは書類をクリアし、面と向かって話ができる状態にまで持っていける企業を選びましょう。

どの企業が強いフィルターを持っていてどの企業が持っていないのかについては、私がリサーチをしてコメント欄で答えるので、気になる方はコメントして下さい。

ポイント
・学歴フィルターの強さは企業や業界によって様々
・学歴フィルターが強すぎる企業は避ける
・学歴フィルターが弱い有名企業も多数ある

 

②一貫した志望動機

ここまで学歴が就活においてどれほどの影響力を持つかについて話してきましたが、もちろん就活は学歴だけで決まるものではありません。

いくら高い学歴を持っていても志望理由があやふやで企業とマッチしていなかったのなら、まず内定は出ないでしょう。

当たり前ですが一貫した志望理由は就活を成功させるために必須なのです。

そして、もしあなたがFラン・低学歴の学生なのであれば、高学歴の学生より更に一貫性のある志望動機が必要です。

では一貫した志望動機とはどのように得ることができるのでしょうか?

それを得るための第一歩目は自己分析からはじまります。

就活では自己分析という言葉が嫌というほど聞こえて来ますが、この自己分析こそが就活を始める上での全ての出発点です。

まず企業側は、果たして学生が自社の社風や理念、事業内容などとマッチしているかどうかを非常に気にします。

企業側が最も恐れているのはミスマッチ、つまり新入社員が入ってきたのは良いがやっぱりその会社が自分に合わないと感じ辞めていくということです。

それは大きな時間とお金と労力の無駄遣いとなります。

なので就活の面接では

なぜウチを受けたの?
なぜこの仕事がやりたいの?
なぜ◯◯社(同業種)じゃなくてウチにきたの?
なんできみはウチが合ってるといえるの?

などの、応募者がその企業に合っているかどうかを直接的に探る質問や、

学生時代は何を頑張ったの?
それは何で頑張ったの?
将来やりたいことはなに?
それをやるためにウチではなにがやりたいの?

といった、応募者の過去や未来への展望から間接的にフィットを確認するような質問がされます。

こういった質問に矛盾なく自信を持って答えるためには

・自分の過去の振り返り
・振り返りから見えてくる自分像
・今まで自分がやってきたこと
・過去を振り返って見えてくる自分が将来やりたいこと
・将来やりたいことを成し遂げるために必要なこと

ぐらいはしっかりと言語化しておく必要があります。

自己分析をせずにその場しのぎで作った見せかけの志望動機はすぐに見破られます。

本当に企業にこの人はウチにピッタリだと思わせるためには、自己分析を通して得た一貫性のある志望動機が必要不可欠なのです。

それがしっかりできなければ、たとえ学歴フィルターがない人気企業を選んで面接まで進んだとしても100%落とされます。100%です。

大切なのは

自己分析を行って、社会人になってからやりたいことを明確化し、それを実現できる企業を選んで選考を受ける

ということです。

モチベーショングラフ (就活総研)

こんな感じのツールがあるのでマネして使ってみて下さい。

自己分析ができていれば、あとは自分に合う企業を探すだけ。

就活は自己理解と企業理解があればいい。
実はシンプルなものなのです。

ポイント
・企業は学生とのフィットを重要視する
・学生がフィットを示すためには一貫した志望動機が必要不可欠
・一貫した志望動機は自己分析から生まれる
・その場しのぎの地に足がついていない志望動機は見破られる

これはFラン大学生に限らず、高学歴の学生にも当てはまる就活の基礎の基礎ですが、とても大切なことなのでお伝えしておきました。

 

③確かな実績作り

さて、ここが本題の、Fラン大学生の就活において最も大切な部分となります。

それは「実績」です。

前述した通り、Fラン・低学歴の就活にとって最も大きな妨げとなるものが、就活において学生の価値を証明する「学歴」のパワー不足です。

いくら私達が、「自分には学歴は無いが、実はとても優秀で必ず御社に貢献できる人材なんです」

と熱弁しても、それを裏付ける「学歴」のような証明書がなければ、企業にとって私達の採用は依然としてリスキーなことに変わりありません。

そんな状況を感じ取った、当時大学1年生だった私が思ったことは

「圧倒的な実力をつけよう」
「それを証明できる実績を作ろう」

の2つでした。

私が実際に何をしたのかについての詳細はかなり長くなるので、また別の記事で書かせて頂きますが、とりあえず以下の表に簡単にまとめてあります。

英語学習
TOEIC300点を970点に
営業のバイト
長期留学
・留学奨学金獲得
・米国有名大学へ
インターン等の実践活動
長期インターン
・数百万の利益を作る
インターンリーダー
その他様々な活動
・ボランティア
・地方創生学生団体
・学生サミット
・セミナー多数
・読書
...etc

こんな感じのことを頑張りました。

この学生時代に残した実績のお陰で私は就職活動の際に

「私には学歴はありませんが、英語の点数を爆発的に伸ばしたり、営業でトップセールスになったり、長期留学で様々な経験をしたり、長期インターンでリーダーシップを発揮しながら実際に数字を作ったりしてます。英語力、努力する力、コミュ力、行動力、国際感覚、チームワーク、リーダーシップ、数字を作れる実力、ポテンシャルあります!」

なんてつらつらと言えました。

就活中は私の「学歴」という圧倒的に足りない部分を、大学時代に行った挑戦と結果の記録である実績が補ってくれたのです。

ではなぜ私はここまで様々なことにチャレンジして、そこで良い結果が残せたのか?

その理由はまた「自己分析」にありました。

私の場合は自分の人生を振り返り

過去の自分を知って

そこから自分がやりたいこと

もしくは成し遂げたいことを知り

それに向けてやるべきことを明確にし

具体的な目標設定をする

その結果、上記の表のような学生生活を送ることができました。

詳しくは別の記事でお話できればと思います。

とにかく就職活動において大切なことは自己分析です。

そしてFラン・低学歴大学生の就活に必要なことは、

自己分析をできるだけ早い時期から行い、目標設定をしてそれに向かって突っ走って、目に見える実績を作ること。

私にとって大学生活とは、遊ぶ期間でも就活の準備期間でもありません。

私にとっての大学生活とは、自分探しと実績作りの連続、そんなものでした。

加えて私にとっての就職活動とは

大学生活を通して得た将来の目標を成し遂げるのに最適な企業を探し出し、そこにありのままの自分を売り込む

というシンプルなものでした。

大学4年間を通して行ってきた自己分析と実績作りを終えた自分に合う企業を見つけただけです。

ゴチャゴチャと話しましたが、とにかく何もやりたいことがない人は、自分との対話から初めて下さい。

それでもやりたいことが見つからなければ、とにかく自分の身の回りにある面白そうなことにチャレンジしてみて下さい。

そして世界を広げてください。
そうすればおのずとやりたいことが見えてきます。

あとは目標を設定して、突っ走るだけです。

ポイント
・学歴を補ってくれるのは実績
・実績を作るためには自己分析と目標設定
・やりたいことが見つからなければとにかく挑戦
・就活は目標達成のための通過点にすぎない

 

【おわりに】

ここまでFラン・低学歴大学生が就活を成功させる方法についてお話しました。

すべてまとめると
①学歴フィルターの存在は仕方ない
②Fラン大学生の就活は超大変
③それを乗り越えるために必要な3要素
ー 正しい企業選び
ー 一貫した志望動機
ー 確かな実績作り

「当たり前のこというな」

って声がたくさん聞こえてきそうですが、事実として私がこの記事で言っていることはごく当たり前なことです。

何も特別なことはありません。

結局私が1番言いたいことは

就活において不可能などほぼないが、
近道もまたないということです。

Fランク大学から優良企業へ就職したければそれ相応の努力をして下さい。

ありがとうございました;)